PGA TOUR日本大会の新たなタイトルスポンサーに株式会社ベイカレントが就任 「Baycurrent Classic」として生まれ変わる
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Baycurrent Inc. will become the new title sponsor of PGA TOUR's Japan tournament, reborn as "Baycurrent Classic." (Keyur Khamar/PGA TOUR)
2025年より横浜カントリークラブにて大会を開催
Written by Staff
PGA TOURと日本最大級の総合コンサルティングファームである株式会社ベイカレントは、PGA TOURの日本大会の新タイトルスポンサーとなる複数年契約を締結しました。大会は「ベイカレントクラシック」として新たに生まれ変わります。
また、2025年から大会の開催地が新しくなり、神奈川県横浜市の横浜カントリークラブで開催されることになりました。大会はPGA TOURのフェデックスカップフォールの一環として行われます。
PGA TOURのコミッショナー、ジェイ・モナハンは次のように述べています。「2019年以来、日本初、また唯一の公式PGA TOUR大会は、PGA TOURと我々の選手たちをこの素晴らしい国の熱心なゴルフファンにより深く結びつける重要な役割を果たしてきました。ベイカレントが日本とゴルフに対して抱く誇りによって、この大会は日本、そしてアジアのゴルフの成長に引き続き大きく貢献し、世界最高峰のゴルファーたちを世界中のファンに届けます。また、東京から近く、日本有数のゴルフクラブである横浜カントリークラブという新しい開催地についても楽しみにしています。」
PGA TOURは2016年に東京にアジア太平洋本部を開設し、2019年に日本で初めての公式PGA TOUR大会を開催しました。初年度の大会では、タイガー・ウッズが劇的な優勝を果たし、2021年には日本が世界に誇る選手である松山英樹が優勝を果たしています。
PGA TOURアジア太平洋社長のクリス・リーは「日本でのゴルフの更なる発展に対する熱意を持ち、選手とファンに最高の体験を提供することを大切に想っているベイカレントを、PGA TOURファミリーの新たなメンバーとして歓迎できることを嬉しく思います。また、世界有数のゴルフクラブである横浜カントリークラブは、選手の実力とスキルを試す舞台となり、さらにベイカレントのビジョンが加り、ベイカレントクラシックは次世代の日本人選手が世界のトップ選手と競い合える貴重な機会を提供することになります。」と述べました。
ベイカレントクラシックは日本ゴルフツアー機構(JGTO)との共催で、JGTOの選手たちにPGA TOURのトップ選手たちと腕を競う機会を提供します。2024年には、JGTO大会でのパフォーマンスに基づいて、78名の出場枠のうち14名をJGTOの選手が獲得し、杉浦悠太がトップ10(タイ6位)に入りました。
株式会社ベイカレントの阿部義之代表取締役社長は次のように述べました。「PGA TOURと共に、ベイカレントクラシックのタイトルスポンサーシップを発表できることを大変嬉しく思います。私たちはここ数年においてPGA TOURというグローバルブランドと関わる機会に恵まれてきました。ゴルフという国境や世代、性別を超えて愛されるスポーツを通じて、当社の国内外での認知度と企業価値の更なる向上に寄与するものと確信しています。」
株式会社ベイカレントは、東京に本社を置く日本最大級の総合コンサルティングファームです。同社のミッションは、クライアントの価値観と文化を取り入れた付加価値の高いサービスを提供することと、クライアントの成長に貢献することです。その専門知識とネットワークは、ハイテク、メディア、通信、自動車、医療、金融機関など、幅広い業界における問題の解決を総合的に支援してきました。
横浜カントリークラブは1960年に設立され、故相山武夫氏によって設計された36ホールのゴルフ場です。西コースは、2016年にビル・クーアとベン・クレンショーによって改修されました。コースは起伏のあるフェアウェイや密集した松林が特徴で、出場選手は西コースの16ホールを含む両コースの複合レイアウトに挑みます。
株式会社横浜国際ゴルフ倶楽部の相山武靖代表取締役社長は「横浜カントリークラブでは、これまで日本最大級のゴルフイベントを開催する機会に恵まれてきましたが来年度より、世界最高峰のゴルファーを当クラブにお迎えできることを楽しみにしています。PGA TOURが提供する大会は他に類を見ません。横浜カントリークラブが世界有数のコースの一つとして認められることは誠に光栄なことです」と述べました。
1993年以来、PGA TOURには毎年少なくとも1名の日本人選手が在籍しており、2025年シーズンには松山英樹、久光涼、大西魁斗(コーンフェリーツアーのトップ30により資格取得)、星野陸也(DPワールドツアーのトップ10により資格取得)の4名が参戦します。これまでに日本人選手5名がPGA TOURで計16勝をしており、アジア選手最多となる10勝を誇る松山英樹を筆頭に、丸山茂樹が3勝、青木功、今田竜二、小平智がそれぞれ1勝を挙げています。